遠江国分寺跡は、磐田市役所北に位置しています。
遠江国分寺は天平9年頃から仏像や法華経の準備、同12年に7重塔等の建立を
遠江国司桜井王によって進められたと伝えらえれています。
類聚国史に「弘仁10年8月に国分寺消失」と記され、
その後再興されましたが現在は無住になっています。
昭和26年、石田茂作氏が中心になって、発掘調査した結果、
寺域（2万5千㎡）から国分寺創建時の伽藍配置をすることができました。
遺構は塔・金堂・講堂・回廊・中門・南大門・土塁などが検出されました。
＜磐田市 文化財データ＞
遠江国分寺跡（とうとおみこくぶんじあと）
国文化財（特別史跡）昭和27年3月指定
所在地 磐田市見付3220～1他
交通 JR磐田駅より徒歩15分
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