新築分譲住宅を見学する際の確認ポイントとして、日当たり、収納、設備などが重要です。これらのポイントを確認することで、自分のライフスタイルに合った住まいか判断することができます。
【日当たりの確認ポイント】
日当たりを確認する際は、単に方角だけでなく、実際の日の入り方をしっかりとチェックする必要があります。東向きの場合、朝の日の出に合わせて日差しが入ってきますが、午前中に日が回るにつれ次第に照り込むようになります。一方で西向きは夕方の夕日を受け入れることができますが、夜になると日差しはないので注意が必要です。
南向きは昼間の日差しを最大限に活用できるため、リビングやキッチンに適しています。ただし、真南向きの場合、夏場は日差しが強すぎてしまうこともあるので、夏の日よけ対策も必要になってきます。南東向きや南西向きであれば、朝昼夕の日差しをバランスよく取り入れられるためおすすめです。
北向きの場合は比較的日当たりが弱いので、寝室などの私的空間に向いています。夏の冷房費の削減にもなる一方で、冬はその分寒く感じることもあるので、冬の日照を補うための工夫が必要になります。
日当たりを確認する際は、時間帯ごとの日の動きだけでなく、周辺の建物の影の影響も考慮する必要があります。隣家との距離が近いと日射が遮られてしまうこともあるので、環境を把握した上で日当たりを判断しましょう。
【収納スペースの確認ポイント】
収納を確認する際は、衣類、日用品、書類など家族が使用するアイテムをできるだけ具体的にリストアップし、その収納スペースが確保されているかをしっかりチェックします。衣類の収納量は家族構成によっても異なりますが、夏物・冬物を含めた1人あたりの収納量を想定して必要なクローゼットの大きさを判断しましょう。
日用品の収納では、掃除機、布団、食器、調理器具などの大型のものから、文房具、雑貨、日用雑品の小物収納まで、部屋の用途に合わせた収納が必要です。特にキッチン周りの収納は使い勝手を考え、調理作業の動線もイメージしながら確認することが重要です。
書類やファイルの収納庫も忘れずにチェックしましょう。書類は年々増えていくので、将来のことも見据えた収納能力が必要です。机の収納だけでなく、ファイル専用の収納庫も確保されているかを確認します。
実際に収納内部の大きさを測ったり、開閉をしたりして、自分の家族の生活に必要な収納機能が十分かどうかをシミュレーションすることをおすすめします。
【設備の確認ポイント】
リビング以外にも重要な共用の生活空間であるキッチン、トイレ、浴室の設備は使い勝手を確認する必要があります。
キッチンは流理とコンロ周りに加えて、冷蔵庫、洗濯機などの家電製品の設置スペースと収納の使い勝手をチェックします。調理中の動線がスムーズにできるようなレイアウトかを確認するのがポイントです。
トイレは和式か洋式かもさることながら、機能面を確認する必要があります。お年寄りや身障者が使用することも考慮したバリアフリー設計になっているか、衛生面の配慮も大切です。
浴室はお風呂と洗面スペースが分かれているかどうか、脱衣所の広さなど、実際に家族が入浴するイメージをシミュレーションします。お風呂の大きさも身長や体型に合わせて判断する必要があります。
以上、日当たり、収納、設備のそれぞれの新築分譲住宅をできるだけ詳細に確認することで、自分に合った住み心地の良い住宅を選ぶことができるはずです。何軒かの新築分譲住宅をゆっくりと見学することをおすすめします。
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