このたび、磐田市高見丘の東名高速道路・遠州豊田パーキングエリア近くで、温浴と宿泊を兼ねた新しい施設の建設が計画されているという報道がありました。市内に新しい施設や住まいが増えていくことは、地域に暮らす私たちにとって明るい話題です。同時に、「親の家をこの先どうしよう」「相続した実家をそのままにしている」と感じているご家族にとっては、ご自身の不動産について改めて考えるきっかけにもなります。今回は、その報道を入口に、磐田・袋井で実家や空き家を抱えるご家族が知っておきたいことを、介護と不動産の両面からやさしく整理します。
磐田に「新しい施設」が増えるというニュース
報道によれば、健康ランドやビジネスホテルを手がける事業者が、磐田市高見丘の遠州豊田パーキングエリア近くに温浴宿泊施設の建設を計画しており、2028年の開業を目指して準備を進めているとされています。具体的な規模や時期は今後の正式発表を待つ段階ですが、市内に人が集まる施設が増えることは、地域のにぎわいや雇用にとって前向きな材料といえるでしょう。
こうした「新しい施設ができる」というニュースは、観光や宿泊の話に見えて、実は地域の不動産にも静かに関わってきます。人の流れが変われば、周辺の土地や住まいへの関心も少しずつ動きます。だからこそ、ご自身やご家族が持っている家・土地について、「いまどういう状態か」を一度確かめておくことには意味があります。
「終のすみか」が増える時代の、実家の話
新しい宿泊施設だけでなく、近年は高齢者向けの住まいや介護に関わる施設も全国的に増えてきました。親御さんが施設に移られたり、入院をきっかけに自宅に戻りにくくなったりすると、それまで当たり前にあった「実家」が、急に「これからどうするか考えなければいけない家」に変わります。
空き家は、いまや全国的な課題
総務省の住宅・土地統計調査(2023年10月1日現在)によると、全国の総住宅数は6502万戸で、2018年より4.2%増えています。そのうち、別荘や賃貸・売却用を除いた、いわゆる「使われずに放置されやすい空き家」は385万6千戸にのぼり、2018年から36万9千戸増えました。これは特別な地域だけの話ではなく、磐田や袋井のような落ち着いた住宅地でも、同じ構造の課題が静かに進んでいます。
空き家は、置いておくだけで建物が傷み、庭木や草の管理、固定資産税、近隣への気づかいなど、目に見えにくい負担が少しずつ積み重なっていきます。「いつか考えよう」と思っているうちに時間が経ち、いざ動こうとしたときには選択肢が狭まっていた、というのもよくあるお話です。
「介護」と「不動産」は、本当はつながっている
親御さんの住まいをどうするかという問題は、たいてい介護や相続と同じタイミングでやってきます。施設の費用をどう工面するか、きょうだいでどう分けるか、空いた家を売るのか貸すのか――これらは別々の相談先に持ち込むと、話があちこちで止まってしまいがちです。介護のことは介護で、不動産のことは不動産で、と窓口が分かれているために、ご家族が何度も同じ事情を説明しなければならない。そうした負担を減らすことが、私たちの出発点です。
磐田・袋井という地域で考える
磐田市・袋井市は、持ち家で長く暮らしてこられたご家庭が多い地域です。庭付きの一戸建てや、代々受け継いできた土地、田畑が隣接した住まいも珍しくありません。そうした不動産は、都市部のマンションのように「相場どおりにすぐ売れる」とは限らず、地域の事情や買い手の顔ぶれをよく知っていないと、適切な進め方が見えにくいものです。
新しい施設の計画のように、地域は少しずつ動いています。だからこそ、全国一律のやり方ではなく、磐田・袋井のこのまちで、この家がどういう価値を持つのかを、地元の目線で一緒に確かめていくことが大切だと考えています。
富士ヶ丘サービスができること
富士ヶ丘サービスは、磐田市・袋井市を中心に、介護施設の運営と不動産の仲介の両方を手がけてきました。だからこそ、ひとつの窓口で次のようなご相談に一緒に向き合えます。
ひとつめは、介護と不動産を一体で相談できること。親御さんの住まいの今後と、空いた家の活用や売却を、別々に抱え込まずにまとめてご相談いただけます。ふたつめは、磐田市・袋井市に特化した地域密着力です。地域の相場観や買い手の動き、田畑や古い建物を含む不動産の進め方まで、地元だからこそ分かることがあります。そしてみっつめは、「高く売る」だけでなく「家族が困らない売却」を大切にしていること。価格はもちろん大事ですが、ご家族の気持ちやその後の暮らしまで見据えて、無理のない進め方をご提案します。
まずは、現状を知ることから
「すぐ売りたい」というご相談だけでなく、「うちの実家はいまどういう状態なのか」「将来に向けてどんな選択肢があるのか」を知りたい、という段階からで大丈夫です。新しい施設のニュースをきっかけに地域に目が向いた今は、ご自身の不動産についても落ち着いて考えるよい機会かもしれません。磐田・袋井で実家や空き家のことが気にかかっている方は、どうぞお気軽にご相談ください。介護と不動産の両面から、ご家族が困らない道筋を一緒に探します。
※本記事は、報道や各種公的統計をもとに一般的な情報をまとめたものです。税制・法令の適用や個別の不動産の評価については、内容により取り扱いが異なる場合があります。具体的な税務の適用可否は税理士・税務署に、法的なご判断は専門家にご確認ください(本記事の統計は2023年10月1日時点/2026年6月時点の情報です)。
参考情報(出典)
・静岡新聞DIGITAL「磐田市の健康ランド、28年開業へ準備 クア・アンド・ホテル」(2026年6月18日) ・総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計(確報集計)結果」(2023年10月1日現在) ・総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果」















