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相続した実家の家財・遺品整理──売却や解体の前に、まず「片づけ」から始める
公開日:2026年6月12日/カテゴリ:相続した実家の相談窓口
1. なぜ「片づけ」が最初の一歩になるのか
実家を売るにしても、解体して更地にするにしても、まず家の中を空にする必要があります。家財が残ったままでは、買主への引き渡しもできませんし、解体工事も始められません。片づけは、売却・解体という次の一歩の「前提」になるのです。
そしてもうひとつ、片づけには「気持ちの整理」という側面もあります。親が暮らした家を片づけることは、思い出と向き合う作業でもあります。だからこそ、急いで業者にすべて任せて後悔するより、残すもの・手放すものを一度立ち止まって考える時間が大切です。片づけは、単なる処分ではなく、家族にとっての区切りでもあります。
2. 進め方の基本──「残す・分ける・手放す」
遺品整理は、やみくもに始めると手が止まります。まずは大きく3つに分けて考えると、進めやすくなります。
- 残す(最優先で確保):権利証・通帳・保険証券・有価証券・印鑑・契約書類など。相続手続きや実家の売却で必ず必要になります
- 分ける(形見分け):写真、手紙、思い出の品。親族で分け合うものは、処分の前に必ず取り分けておきます
- 手放す:家具・家電・衣類・日用品など。状態の良いものは買取(リユース)に回すと費用を抑えられます
注意したいのが、権利証や通帳などの貴重品は、片づけを始める前に真っ先に探して確保すること。家財に紛れて誤って処分してしまうと、相続手続きや売却で困ることになります。また、仏壇や神棚を処分する場合は、菩提寺などに「閉眼供養(魂抜き)」をお願いしてからにすると、ご家族の気持ちも落ち着きます。
3. 費用はどれくらいかかるのか
業者に遺品整理を依頼した場合、費用は家の広さ(間取り)と物量でおおよそ決まります。一軒家の場合の費用相場の目安は、次のとおりです(2026年6月時点の一般的な目安)。
| 間取り | 費用相場の目安 |
|---|---|
| 1LDK | およそ7万〜20万円 |
| 2LDK | およそ12万〜30万円 |
| 3LDK | およそ17万〜50万円 |
| 4LDK | およそ22万〜70万円 |
| 5LDK以上 | およそ27万〜85万円 |
一般的な一軒家ではおよそ10万〜80万円が目安ですが、庭や物置・倉庫の片づけ、貴重品の捜索などを加えると費用は上がります。費用を抑えるコツは、自分でできる仕分けを先に進めておくことと、複数の業者から相見積もりを取ること。状態の良い家具・家電は買取に回すと、その分が差し引かれることもあります。
4. 業者選びで失敗しないために
遺品整理は、残念ながらトラブルも少なくない分野です。国民生活センターも、事業者選びは慎重にと注意を呼びかけています。次の点を確認すると、安心して任せられる業者を選びやすくなります。
- 一般廃棄物収集運搬の許可があるか。家庭から出る不用品を運ぶにはこの許可が必要で、無許可業者に頼むと不法投棄につながる恐れがあります
- 買取をうたう場合は古物商の許可があるか
- 遺品整理士など、専門知識を持つスタッフが在籍しているか
- 現地を見て見積もりを出すか。電話やネットだけの概算には注意。後から高額の追加請求をする手口が多く報告されています
「最初は安く見積もり、後から高額を請求する」というのが典型的なトラブルです。必ず複数社を比較し、見積書で「何が含まれ、何が別料金か」を確認しましょう。残すものと処分するものを明確に分け、作業当日はできるだけ立ち会うことも、大切な品を誤って処分されないためのコツです。
5. 磐田・袋井での片づけと、売却・解体まで
磐田市・袋井市の戸建ては、敷地が広く、庭や物置・蔵があるお宅も多いのが地域の特徴です。そのぶん片づけの物量も多くなりがちで、「想像より時間も費用もかかった」という声をよくうかがいます。だからこそ、片づけ・売却・解体を別々に手配して二度手間になるより、出口まで見据えて段取りすると、結果的に負担が軽くなります。
私たち富士ヶ丘サービスは、「介護 × 相続 × 空き家」に向き合ってきた地域密着の不動産会社です。片づけそのものは専門の業者と連携しつつ、その後の売却・解体・税金、相続人どうしの調整まで含めて、一つの窓口でご相談に乗れるのが強みです。たとえば「家を残したまま古家付き土地として売る」なら片づけは最小限で済むこともありますし、更地にするなら片づけと解体をまとめて段取りできます。片づけだけを急ぐ前に、出口の選択肢も一緒に並べてみることをおすすめします。
まとめ
相続した実家の売却や解体は、たいてい「家財・遺品の片づけ」という最初の壁から始まります。進め方の基本は、残す(権利証・通帳などの貴重品を最優先で確保)・分ける(形見分け)・手放す(状態の良いものは買取へ)の3つの仕分け。費用は一軒家でおよそ10万〜80万円が目安で、自分でできる仕分けと相見積もりで抑えられます。業者選びでは、一般廃棄物収集運搬の許可、買取なら古物商の許可、現地見積もりの有無を必ず確認しましょう。そして片づけは、売却・解体という出口とセットで段取りするのが、磐田・袋井の広いお宅では特に効きます。「何から始めれば」と迷ったら、片づけの段階から、まずはお気軽にご相談ください。
参考情報(2026年6月時点)
- 国民生活センター「遺品整理を頼むときは、事業者選びは慎重に」 https://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen525.html
- 環境省「一般廃棄物処理業の許可について(廃棄物処理法)」 https://www.env.go.jp/recycle/waste/index.html
- 一般社団法人 遺品整理士認定協会 https://www.is-mind.org/
- みんなの遺品整理「一軒家(戸建て)の片付け費用相場」 https://m-ihinseiri.jp/article-service/cost-house/
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家財・遺品の片づけの進め方、信頼できる業者の見分け方、そして片づけのあとの売却・解体・税金まで。「早く処分しましょう」ではなく「まず一緒に整理しませんか」を大切に、磐田市見付を拠点に、袋井市・浜松市の皆さまにも寄り添う地域密着の不動産会社です。相談は無料です。
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