【磐田市見付】一間(いっけん)問題と表題を記しながら、
秘めたる見付への思いを書き綴ってしまった前回。
今回は、しっかり一間(いっけん)問題を記述していきます。
一間(いっけん)。
1間=1.818m。つまり、2間=3.636m、3間=5.454m。4間=7.272m。
見付宿として発展した見付地域は、江戸時代、家の間口(入り口の幅)で、
今でいう固定資産税のような税金が算定されていたそうです。
そのため、少しでも税金を安く、それでいて広いお屋敷を作るために、
家の間口(入り口の幅)を狭くして、奥に深い、鰻の寝床のようなと表現できる、土地区画を作りました。
時代は流れ、明治、大正、昭和、平成と時間が経っても、
この間口(入り口の幅)の狭さを解消する方法はなく、
令和の現在もこの間口(入り口の幅)の狭さは土地の資産価値を下げています。
見付本通りの多くの家は、広くて4間(7.272m)。
これ以上の広さがあれば、色々な土地活用方法が出てくるのでしょうが、
鰻の寝床では、活用の方法も浮かびません。
この1間という単位で計っていた時代の名残を解消し、
令和の時代にあうメートルで考えられるようになったら、
つまりは10m、20mなどの単位で考えられるようになったら、
磐田市見付はもっと変るでしょうね。
磐田市見付に本社を置く、不動産屋「富士ヶ丘サービス株式会社」として、
磐田市見付の本通りについては、今後も継続的に考えていきたいと思います。