介護会社は、ご家族のうちキーパーソンという主な連絡先を定め、
キーパーソンから指示を受け、判断を仰ぐようにしている会社が多いと思います。
富士ヶ丘サービス株式会社も、キーパーソンを設定し、他の家族との連絡相談報告を最小限にして運営をしてまいりました。
しかし時代が変わり家族のコミュニケーションが変化してきた現在、
私たちはキーパーソンだけの意見を聴いててよいのだろうか?
推定相続人の意見に耳を傾けなければならないのではないかと思うようになりました。
当然、キーパーソンだけの意見を聴いている方が容易で、手間もかかりません。
でも、大切なお父様やお母様を思う気持ちは、キーパーソンだろうが、
他のご家族だろうと変わりがないことに気づきました。
ご家族間の意見調整。
それも今後、富士ヶ丘サービス株式会社に期待される分野であろう。
不動産事業を開始した弊社には、最近、介護、不動産のご相談以外に、
相続や家族関係のご相談を承ることも多くなってきました。
利害が対立してしまうご家族が、仲良くもどれるのであれば、
私たちは積極的に働きかけを行ってまいりたいと思います。
まさに「連理の枝」。
天に在りては願はくは比翼 の鳥となり。
地に在りては願はくは連理の枝とならむ と 。