今回は、結論から書きます。【新築分譲住宅】を購入する時には、「ちょっと待とう」と思ったら、もうその物件は購入できないと思ってください。これは新築分譲住宅の内見したお客様を焦らせて、どうにか購入してもらおうと思っているわけではありません。同じ新築分譲住宅を購入しようと検討しているお客様が、他の不動産屋さんからどんどん紹介を受けて、内見しているということを知ってください。
新築分譲住宅を含め、不動産には、個別性(非同質性、非代替性)という性質を持っています。例えば、「磐田市浜部 新築物件 1号棟 AN」の現場は全部で3棟の新築分譲住宅が建っていて、磐田市浜部のアーネストワン様の建物は3棟ありますが、同じような場所に建設されていますが、それでも、1号棟と2号棟も違うし、2号棟と3号棟も異なるものだし、当然、3号棟と1号棟も全く異なる不動産になります。
ましてや「袋井市浅羽 4期 新築物件 AN」は、1棟建物しかたっていない現場ですので、この袋井市浅羽4期の新築分譲住宅は、他に替えることができない新築分譲住宅といえます(非代替性)。
新築分譲住宅を見学したい、資料が欲しいとお問い合わせがあって、私が気になるお客様の言葉と私が心の中で思い浮かんでいる言葉をご紹介します。
①【お客様】今週の土日は現地見学できないけど、来週の日曜日に現地見学したいんだけど。
【大石の心の中】今週の土日を跨いでしまうと、もしかしたら他の客様に取られしまうかもしれません。本当に購入したいなら、夜でも早朝でもいいので、今週の土日に見学すればいいのになぁ。
②【お客様】(内見終了後)来週、家族に見せて、最終決定したいんだけど。
【大石の心の中】(①と同じですが)来週に家族に見せるなら、今週に他のお客さんに取られてしまうかもしれません。本当に購入したいなら、夜でも早朝でもいいので、今週の土日に見学すればいいのになぁ。
③【お客様】本当は今、購入を決定したいんだけど、家に帰ってから連絡します。
【大石の心の中】もう購入しないってことですね。今、決断できないなら、多分、この物件を購入できないですよ。他のお客さんに取られてしまうかもしれませんね。
①から③に共通することは、本当に購入したければ、即決することです。逆に、ちょっとでも迷うならば、ご縁はない可能性もあるし、私は購入することをお勧めしません。後悔もされたくないからです。
不動産屋さんのイメージで、きっと無理にでも買わせたいんじゃないって疑心暗鬼になっているかもしれませんが、私の場合、絶対に無理強いしません。無理強いしても、後から嫌な思いをすることが多いのです。そして納得して、購入していただきたいので、多分、内見でお会いした私は、そんな言葉にも「はい、わかりました」って言っていると思いますが、実は心の中では上記のようにを思っています。
これまでの内見の中で、「この物件、お取り置きできないですか?」って聞かれたことはないですが、できることと、できないことははっきり言うでしょう。
「物件のお取り置きは絶対にできません。いつ売れてしまうかは私にはわかりませんけど。」
お取り置きはできず、仮に「不動産購入申込書」を提出して、売主様である新築分譲住宅会社が受理した瞬間、もう1週間以内に契約を結ばなければなりません。一度、提出する「不動産購入申込書」をやーめたと、正当な理由なくキャンセルとすると、同じ売主様からは購入できなくなると思った方がいいです。そういう意味では、購入するかしないかの判断は慎重に、購入を決意したら迅速に行動しましょうというのが、新築分譲住宅を購入する時の注意事項です。